月: 2020年10月

はんこを押す、その理由 はんこ屋の声

はんこを押す、その理由

そもそもですが行政や金融機関などの各種手続きでなぜはんこが必要なのでしょうか。 ほとんどの方が「なぜ書類にはんこを押す」のか、きちんと理解されていないと思います。 押印の見直しを論ずる前に、押印の意味を理解しているか確認をしていきましょう。 皆さん、運転免許証で本人を確認をし、その上で押印を求められ…
名前と印章の想い出-2 名前の玉手箱

名前と印章の想い出-2

これは、私が病院で働いていた時のこと。 病院では当然だが患者さんの名前には「様」をつける。 ある時、神(かみ)と奥(おく)という二人が治療に訪れた。 会計の際にマイク大音量で、続け様に二人の名前を呼んだ。 「神様、神様」「奥様、奥様」 少し間をおき薬局でも同様に呼ばれた。 待合室にいる患者がどよめい…
学校と保護者間の押印見直し はんこ屋の声

学校と保護者間の押印見直し

10月20日に文部科学省から、学校と保護者間の押印見直しの発表がされました。 学校と保護者の間で行われている書面のやり取りのデジタル化を進めるため、 その妨げにもなっている保護者の押印の手続きを可能なものから省略するよう求めています。 全国の学校などに出された通知では、電子メールでの配信や双方向の情…
はんこがテレワークの阻害要因 はんこ屋の声

はんこがテレワークの阻害要因

今春、緊急事態宣言時にテレワークが実現しないのははんこのせいだ!と、 様々なメディアで報道をされた事は記憶に新しいと思います。 もう半年前の事ですが、ちょっとおさらいです。 まず前提として。 はんこを押す、それは本人確認ではなく「意思の担保」が目的です。 すなわち書類の内容を承諾した証拠として相手に…
実印と銀行印は安心して使用できます はんこ屋の声

実印と銀行印は安心して使用できます

政府の各省庁から日々、様々な発表がありはんこ屋は大変混乱しています。 しかし本当に混乱されているのは押印に携わる現場の方々、 またこのタイミングで実印や銀行印などが必要な方々ですよね。 はんこに携わるひとりとして、本当に申し訳なく思います。 これからも政府の発表は変化していく事が予想されますが、 1…
名前と印章の想い出-1 名前の玉手箱

名前と印章の想い出-1

私たちはアメリカ住まいで書類にはサイン。 ハンコとは無縁の生活を送ってきた。 しかし、日本に長期滞在の機会を得るや、 「ここに印鑑を」と求められる事、多々。 その都度、ライスとカタカナ書きの名字を長丸で囲んだが、 ある日ついにハンコ屋さんで新調。 以来「米」が大活躍したのは言うまでもないが、 印章は…
デジタルインフラ整備の予算は不明 はんこ屋の声

デジタルインフラ整備の予算は不明

はんこの業界にも公益社団法人や政治連盟、議員連盟があります。 今回の政府の動きに関してはそれらの団体が対応をしていまして、様々な要請を行っています。 組合や議員が動くと脊髄反射で「利権だ」と叫ぶ方がいますが、 小さな小さなはんこ業界にそんな利権などありませんよ; むしろデジタル化を急速に進める、巨大…
婚姻届や離婚届の押印も廃止検討 はんこ屋の声

婚姻届や離婚届の押印も廃止検討

菅内閣の元、河野大臣が行政手続きでの無駄な押印の見直しを進める中、 「婚姻届や離婚届の押印について廃止する方向で検討している」と、 10月9日の夜に上川法務大臣から発表がありました。 インターネット上だけでなく様々な場所で賛否の声が飛び交い、 法務大臣は署名の維持を前提とする事を13日の会見で付け加…
脱はんこ、と言う言葉 はんこ屋の声

脱はんこ、と言う言葉

明日で44歳、これも何かのタイミングかな。 昨今の「はんこ」に対する様々な発言や動きに対して、 印章業に携わるひとりの職人として意見を述べていこうと思います。 最初に、僕は河野太郎さんの事を心から尊敬しています。 また地元では絶大な人気とたくさんの支援者がいます、僕もそのひとりです。 小さな声ですが…