政府や行政の間違った認識

印章の理由があるからデジタル化への進捗を遅らせているといった、政府や行政の間違った認識。
月間文具に掲載されたメッセージは、はんこ屋さんの全国組織・・・その会長から。
(決断力・行動力がありユーモア溢れる、尊敬すべき方です!)

「デジタル化によってもたらされる恩恵は、もちろん国民にとっては重要ではありますが、進まない理由は印章の利用ではなく、インフラ設備やセキュリティー対策等様々な部分で海外から遅れをとっていることを政府や行政が認識していないことが最大の理由かと考えます。
急速かつ安易な考えにより押印を廃止することで、紙を用いて行われる申請や取引・契約・管理など、遡って確認する際の責任所在が、曖昧になってしまうことが懸念されています。」

無理やり進めた押印の見直しで苦労している、現場の声もたくさん聞いています。
コロナに対してもそうですが、非常事態に慌てて対処するのではなく、地に足付けてしっかり向き合う事が何よりも大切ですね。
上記のメッセージに続いて

「このような変革期において、私たち印章業者自身も、いま一度、足元を見つめ直し、唯一無二の印章を消費者に提供できなければ、再度印章不要論を自ら引き起こしてしまう可能性があると考えております。」

私たちの進む道、それは自身の見直しから!です。
ただその為に必要なことは決して選別ではない、まして他者への攻撃・自身の正当化では決してありません。
何事も互いに認め合い、受け入れることから全ては始まります。
印章が広く認められてきた、また今後も認められる為に、まずは私たち自身も広く認め合いたいですね。

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