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研ぎ納め

1年間、頑張ってくれた道具に感謝をして・・・本日、研ぎ納めです。
日々、切れ味が落ちる度に研いではいますが年末は気持ちが違います。
研ぐ度に少しずつ変わってしまった形(角度)を整えたり、
普段は研ぎ切れない所まで拘って、ピカピカにします。
特に今年は奮発して鏡面仕上げの砥石を購入したので♪

研ぎながら、今年も沢山彫らせて頂いたなぁ・・・と思いを巡らせるのですが、
「おたくのはんこが気に入っていて」と先代や先々代の頃の印を
お持ちになる方が多いと改めて感じました。

私が愛用している印刀は祖父が使用していた物です。
自分で誂えた印刀もありますが、祖父の切れ味には到底敵いません。
素材となる鋼も、刀を打った職人(鍛冶屋)も違う。
今では手に入らない、素晴らしい道具です。

素晴らしい道具を残してくれただけでなく、
良い仕事をして私の代までお客様を残してくれた。
そんな先代達に改めて感謝をする大晦日となりました。

東曜印房は来年、創業111年を迎えます。
感謝と約束、これからも良い仕事ができる様に頑張ります。

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