2016年に認定された全技連マイスター（全技連＝全国技能士会連合会）。
この資格は認定されて終わりではなく5年毎に更新があります。
更新の際には技能・知識のみならず、その伝承についてしっかり審査されます。
（5年間の活動実績、職人の現役性について）

この度、初めての更新認定を受けましたので報告いたします。
「･･･その能力を伝承する高い志を有し続けていると認められます」
コロナ禍でものづくり伝承の現場は大変な状況ですが、また5年間頑張ります！

全技連マイスター、一般の方には余り聴き慣れない認定資格かと思いますので、
その位置付けについて説明します。
職人の資格として職業能力開発促進法に基づき実施されている技能検定制度があります。
その熟練度を表す技術のピラミッド、頂点は「現代の名工」と呼ばれる卓越技能者です。

①卓越した技能者表彰（現代の名工）
②高度熟練技能認定者
③一級技能士（特級含む）
④二級技能士
⑤三級技能士

全技連マイスターは現代の名工の下位、
②高度熟練技能認定者と同じ位置付けとされています。
また単なる名誉的な称号ではなく、現役として後進の指導などの活動に
積極的に対応できることが重要な要件となっています。