特選象牙 プラチナ丹(宝泉作)
特選象牙 プラチナ丹(宝泉作)
(A-02)
丸15mm 丈60mm
彫刻:姓名
ケース:選択
『特選象牙』
象牙は堅牢で耐久性がある最上級の印材で、手に良くなじみ鮮明に捺印ができます。
その品質には非常に大きな差があり、きめ細かな良質な物から印材として使われない低品質のものまであります。
東曜印房の特選象牙はそのほとんどが一点物、現在では手に入らない様な印材ばかりです。
明治42年の創業以来、代々にわたり当店が仕入れた芸術作品のような象牙は一見の価値があります。
『象嵌』
象嵌(ぞうがん)は工芸技法のひとつで、 象は「かたどる」、嵌は「はめる」と言う意味があります。
一つの素材に異質の素材を嵌め込むと言う技術で、印章への象嵌は印材本体に丹を施します。
また象嵌とともに印材に直に彫り込まれた絵模様等もあり、芸術作品として見飽きることがありません。
『プラチナ丹』
丹はあたり(さぐり)の一種で、印を正位置に捺しやすい様に印章の前面に金属を嵌めたものです。
通常、印材には銀または金で丹を施しますが、メーカーとの共同開発でプラチナを使用しました。
変質・変色や金属アレルギーの心配がなく、白く輝くその見た目は繊細で美しい金属です。
全国初となるプラチナ丹の象牙印材が手に入るのは当店のみです(2020年時点)。
『宝泉作』
象嵌職人である宝泉(ほうせん)こと宮沢宝泉氏が丹を施した逸品。
象嵌彫刻の第一人者として、置物彫刻の最高賞である高円宮賞をはじめ黄綬褒章や数々の賞を受賞している名工です
民生・東民亡き後、最後の印材象嵌士とも呼ばれています。