花巻市、金婚亭とのご縁
当店のある神奈川県平塚市と岩手県花巻市は友好都市です。
私は青少年活動をしていた頃、平塚市の小学生を連れて花巻にあるキャンプ場で交流をする事業に10年近く引率講師として携わっていました。
花巻市の方々と親しくなっていく中で、祖父の書(掛軸)が花巻市の市役所、市長室に飾ってあることを知ります。
調べていくと市会議員、議長だった祖父は花巻市との交流を進める事業に数多く携わっていたようです。
遠い遠い花巻市を介して、祖父との繋がりが見付かった事を嬉しく思いました。
時は流れ昨年の秋、花巻市から平塚に来られた方々と交流の席がありました。
私は湘南ひらつか名産品協議会の副会長と言う立場ですが、自己紹介をしていく中で陸奥(みちのく)と言う漬物屋の社長さんと出会います。
陸奥の店舗は花巻観光物産館、金婚亭と言うレストランで私も引率講師時に何度も訪れているお店です。
(2泊3日の交流キャンプ、フィナーレであるわんこそば大会の会場です)
「水嶋先生の息子・・・お孫さん?」と言う言葉から、昔話がどんどんと。
社長さんと先代社長さんの祖父との思い出、私の花巻での思い出などなど。
時間が経つのを忘れる程に語らい、またの再会を約束してお別れしました。
そして先月、花巻の物産展が開催されまして早くも再会の時となります。
手土産に、と祖父の書(掛軸)をプレゼントしましたが、とても喜んで下さいまして後日お手紙を頂きました。
書は祖父が十和田湖をうたった自作詩(花巻市と十和田市は友好都市)を選びました。
金婚亭の和室に説明と共に飾って頂けて、とても嬉しいです。
またお手紙の中で、40年以上前の小さなきっかけや出会いへの感謝が綴られていました。
世代を越えた人と人の繋がり、とても得難い事です。
祖父へ感謝すると共に「家族で金婚亭に行くぞ!」と言う目標ができました。
この繋がりを私も息子たちに繋げていきたいな、と心から思います。
そうそう、お手紙と共に美味しいお漬物をたくさん頂きました♪
皆さまも東北へ行かれる際には是非、お立ち寄りくださいませ。
岩手県花巻市西宮野目11-88
TEL: 0198-26-2250