「平塚南口ぶらりはしご酒」一晩限りのはしご酒街に
今でこそ神奈川県内では各地で開催されている「ちょい呑み」イベント、平塚では「ぶらりはしご酒」として定着し毎回前売り券完売の大人気イベントとなっています。
この「平塚の南口を一晩限りのはしご酒街に!」と言うイベントが産声をあげる予定だったのは2011年3月・・・そう、あの東日本大震災で止むを得ず中止に。しかし地元を盛り上げよう!と言う熱い思いを持った実行委員(飲食店)の方々は東北への様々な支援をしながら、同年11月に第1回となる「平塚南口ぶらりはしご酒」を開催、大成功で幕を閉じました。その時には参加者の1人だった僕は、実行委員の皆さんの笑顔・志し・行動力に完全に虜になり、またイベント当日も自店を切り盛りしながらイベントの運営に汗を流している姿を見て、僕にも何かできる事は無いか?そう考える様になりました。
2012年の春に第2回が開催されると聞いて、迷わず会議に参加させて頂き「イベントをサポートするボランティアスタッフを集めます!」と宣言しました。今思うと勢い任せの無謀な発言でしたが、イベント趣旨を理解して下さる方が1人2人と増えていき、当日はこの街を愛する20名を越えるスタッフ=同志と共に運営する事ができました。言葉では無く行動で示す、それをみんなで体現する事ができた・・・あの感動は今でも忘れられません。
その後「ぶらりサポーター」と名前を変えてイベントをサポートし続け、2014年の秋に第6回を開催した時点で総勢100名を越える方々にご協力を頂いています。言いだしっぺの責任として、毎回様々な伝手で人を集めて、参加時間からシフトを組み、役割毎にマニュアルを作成し・・・時に本業を圧迫する様な事もありますが、みんなで1つの事を成し遂げる、その為の準備はとても意義のある事。何よりも今までは特に街のイベント運営に関わる事のなかった人が、勇気を持って1歩を踏み出し参加してくれて、この体験を通して新しい仲間となる事が本当に嬉しい!
僕は今までも、そしてこれからも「ぶらりはしご酒」を愛する1番のサポーターでいます。
僕以上の熱意を持った誰かが名乗りを上げてくれる、その日まで。